Nintendo Switchの「はたらくUFO」レビュー

HAL研究所のモバイルブランドからスマホ向けにリリースされた「はたらくUFO」がNintendo Switchに来ました!

かわいいキャラにシンプルで頭に残るBGM、簡単そうで上を見るとキリがない、何回繰り返し遊んでも楽しいゲーム性。値段と呼応するゲームとしては小さな作品ですが、考え抜かれ磨き上げられた珠玉のカジュアルゲームです。

イントロは農場で荷物をぶちまけてしまったオジサンに頼まれて、自慢のクレーンを使って手伝うUFO。しっかりと物理演算され慣性が働きまくるステージを左スティックとAボタンだけで操作、単純な荷物回収プレイをするだけなのにやりごたえが有りとても楽しい仕上がりとなっています。

この手の物理演算を使用した世界で積み上げるゲームは2D BoyのWorld of Gooから連綿と続き、カジュアルで有りながら奥の深い本作でひとつの完成形となったように思います。

また、子供が親にお願いすれば比較的購入しやすい980円と言う値段もNintendo eShopでダウンロードランキング2位につけている要因かと思います。

スマホで最初にリリースされた本作ですがSwitch版になるのにあわせて二人で荷物を運ぶ2Playerモード、全ステージクリア後に遊べるようになる島、アチーブメントに変わって栄光の記録、コントローラに対応した細やかな動きなどなど、幾重にも磨きがかけられています。

HAL研究所の発想で任天堂の磨きがかけられた本作は子供から老人まで、カジュアルゲーマーから本気ゲーマーまでが楽しめる小さいけど輝く宝石の様な作品となっています。

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