Hidizs S9の音が良い

届きましたよ、Hidizs S9。開封の儀です。高級感のある黒い箱の1段めにドングルが入っています。2段めには取説などなど、ケーブルは別パッケージで届きました。早速短い方のUSBケーブルとアダプターを使ってPCにつなぎます。ドライバも入れてさて、試運転です。今回はオレの好きな曲を集めたプレイリストでサウンドチェックをしていきます。イヤホンは愛用のTIN HIFI P2です。

一曲目のCIBO MATTOのベース曲、よく低音が出ています。コントロールされた太い音です。歌、金物もしっかり聴こえます。最初の感想は音が良い!
本体が熱を持つという噂通りに熱くなります。持てないほどでは無いですがかなりの熱さです。
Downtempo、ドラムンベースと続き、Torentemollerの重厚な電子音に繋がります。このガムくらいの大きさのスティックから出ているとは思えない良い音です。さすが #Donglemadnessで星5つを取っただけの事はあります。ボリュームは85でしっかりTIN HIFI P2を鳴らしきれています。
Deepなキックとベースで4つ打ちのPranaに続きます。良いですねサブベースの質感もしっかり聞き取れます。
元のDAC/AMPがFiiOのQ5だったのでそれなりに良い音をしてたのですが、Hidizsにはそれを上回る、頭がカパッと開く感覚があります。全能感と言うのでしょうか、上から下までの音域全部を聞き取れている優越感みたいなものを感じさせてくれます。今はS9の生産が終わってS9 Proになっていますがそちらはよりパワフルだとカタログスペックで読みました。DACチップも生産がストップしている旭化成ではなくESSに変わっていますが、#Donglemadness での星5つはS9と一緒です。

ちなみにiPhoneでの使用はFiiOのOTGケーブルを使って問題なく出来ました。接続端子部分をグリグリいじるとジリジリと言うノイズが乗るのですが、触らなければ問題なしです。音のパワフルさはiPhoneだと2ランク下の貧弱な音質になります。
さてまとめます。

良いところ
圧倒的な音質の良さ
平面駆動イヤホンTIN HIFI P2を鳴らしきれるパワフルさ
小ささとLED表示のわかりやすさ
ショートとロングの2本のケーブルが付いてくる所
重厚なベースに支えられた質の良いMIDとTREBLE
2.5ミリバランスと3.5ミリアンバランス両方のジャックを装備

悪いところ
発熱
フィジカルボリュームがない
イヤホンジャック插入時にクリック感が無い
サウンドステージの狭さ

以上!

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