エレキベース再開

学生時代にがんばっていたエレキベースを最近また弾きはじめました。
若かりし頃勢いにまかせてローンで買った、WarwickのStreamerモデルで90年の製造です。スルーネックでサスティンがよく伸び、アタックもメイプル素材がしなる感じで指で弾くとプリプリ言います。一言で言うと良い楽器です。ボティにはバーズアイメイプルを使用、とても重い楽器なのですが音もカスタムして貰ったEMGのアクティブPJピックアップ、Warwickのプリアンプをフルテンでドンシャリの音にして弾いていました。ベース内蔵のプリアンプは、個性を活かすために最大限EQを効かせると言うのが自分の音です。アンプは大阪から引き払う時に売ってしまったので、RME Fireface 400の3番In、Instrument入力のジャックにシールドを直で繋いでGenelecで鳴らしています。まだWarwickにカスタムショップが無い、ほとんど手作りの時代の楽器でお気に入りです。


ずっとヘッドでぶら下げていたおかげで、まだネックの反りなどはありません。昔貼っていたステッカーを剥がした跡が生々しいベースですが、フレットレス、削り出しブラスナット、ストラップは今は懐かしいボン・ジョヴィのリッチー・サンボラモデル、青春時代のオレのアイコンでもあります。
弦はD’Addario ダダリオ ベース弦 ニッケル Long Scale .040-.095です。指でゴキっと楽器を鳴らせるように、細い弦を張っていたのが昔のサウンドの秘訣だったりもします。まだ電子音楽に目覚める前、バンド形態が音楽をするには一番だと思っていた頃のものです。

で、今何をしてるかと言うと、2フィンガーピッキングの練習、スラップ奏法の練習、スラップの2連プラック(高音弦を引っ張りパチンとする)の習得などなど、懐かしのLAメタルに合わせて勝手にベースラインを変えたりして楽しんでいます。バンドをやるとかではなくて楽器の趣味を再開した感じです。気が向いたら弾く、手が暇な時に練習をする。テクノやハウスを聴きながらゴーストノートでリズムを刻んだり、と久しぶりの楽器体験を楽しんでいます。

音楽のある生活は暮らしを豊かにし、楽器のある生活はそれをもっと延長した感じで、踊るのとはまた違った楽しみです。立体的に削り出されたベースのボディは体に馴染み、落ち着きをもたらせてくれます。相当長いブランクがあるので頭の中の演奏と実際の指の動きに格段の差はあるのですが、できるだけ楽器に長く触れているように、昔の勘を取り戻すためにここ最近はずっと楽器で遊んでいます。まだ曲を演奏するレベルには至ってないポンコツぶりですが、BeeWaxを付けて楽器を磨いたりと、愛情を注いでいて充実した日々を過ごしています。

以上が近況です。イヤホンはTIN HIFIのP2で安定して質の高い音を聞いています。うまく演奏することが出来るようになったらYoutubeにでもアップしたいなとも思っています。夏の終りでSubpacはまた延期になったりと色々あったりなかったりしますが、報告は終わりです。

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