ついに届きました。5月29日にオーダーしたカスタムメイドの中華イヤホンのリケーブル用ケーブル。Spacecloudと同じ線材を使ってもらってしかも長さ65cmの短かさ、QDCコネクタ、2.5mmのバランス接続、端子部分はL字!!80ドル!ビルドクオリティも良い!
それでは前のケーブル、Nicehck Oalloyとの比較をしてゆきます。その前に報告、OTOTOYでハイレゾの曲を買いました。と言ってもハイレゾ信者ではないので1曲だけ、サウンドチェックに使うMassive Attack – Safe from Harmを24bit/96khzのクオリティで。リマスター版のやつです。イントロのスクラッチの後にベースが一拍だけ大きくなるMixです。このFlacファイルをメインとして聴き比べていきます。PCのRMEから光デジタル出力を出しそれをFiiO BTA30に入れてBlutoothを飛ばします。コーデックはLDACにしました。
イヤホンはNF Audio NM2+です。9Hz~40,000Hz対応ですのでハイレゾOKな仕様です。
今回の新ケーブルはココではELNINOケーブルと言う風に言おうと思いますのでよろしくおねがいします。
ベース、出てますがOalloyの方が太い地を這うベースです。歌はそれほど前に出てこないもののラップ部分のイントネーションなどはELNINOケーブルの方が良くわかります。音場に関しては双方のケーブルで特に広さを感じることはありませんでした。そういう録音になっているのだと思います。
全体を通してOalloyの方がベースが出ていて他は控えめ、ELNINOケーブルはミッドハイが綺麗に出ててローは控えめでした。
双方とも良い音には違いないんですが、より重低音を意識するならOalloy、ミッドからハイあたりのヌケを重視するならELNINOケーブルだと思います。好みの問題です。
肝心のハイレゾ音源はどうだったのかと言うと、意味無しでした。聞こえない範囲の音が出ていても意味がないですよね。
今回ELNINOケーブルはSpacecloud線材を思い切って65cmの短さまで切ってもらいました。それはTシャツの襟にBTR5を引っ掛けて何かをする時にケーブルが邪魔にならない我ながらナイス判断だったと思います。クリップに革紐をつけてペンダントにしてもいいと思います。腰のベルトに引っ掛けるときは短いので要注意。もう少し長めにする必要があります。みなさんもXINHS HIFI Storeで自分だけのカスタムケーブルを作ってみてはいかがでしょう?