前回のRazer騒動から使うことになったFILCOのロープロファイル英字配列キーボードが、愛用者の多いThinkpad Keyboardの代用になると言う話です。
オレのTwitterフォロー範囲内でもキーボードはThinkpad （Lenovo)だと言う方が二人おられます。その方々に対しても、他のThinkpad キーボード愛用者にもお勧めできるのが
FILCOのMajestouch Stingray [LowProfile赤軸]テンキーレス・英語US ASCII
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です。ストロークの浅いロープロファイル、絶妙に抵抗がありかつ重すぎない押し心地のスコスコ感、パームレスト要らずの高さ、安心の有線接続、良いこと尽くめです。
机は松の無垢材を使っているので汚れがついています。
このキーボードが届いて使い始めてからすぐになにか文章を打ちたい欲求に駆られました。それほどにこのスムースな打鍵感覚は気持ちの良いものです。表面のザラザラ感も指に吸い付く感じです。少し抵抗の有るスコスコした打鍵感覚は、このキーボードで指を滑らせたい欲望を完全に満たしてくれます。FILCOの名前は知っていたもののここまで気持ちの良いキーボードだとは知りませんでした。
”「FILCO(フィルコ)」はダイヤテックを代表するブランドの1つです。「コンピューターやモバイル機器をより快適に、より使いやすく」をコンセプトに様々な製品を生み出して参りました。”とWebsiteにある通り、腕のいい職人が懇切丁寧にモノづくりをしている様が見て取れます。光ったりマクロを設定できたりといろいろな機能を搭載したゲーミングブランドが最近幅を効かせていますが、原点を突き詰めたこの製品は、まるで初めてローマ字入力を覚えた時の様に文章を書く楽しみを味あわせてくれます。何かを打ちたい欲求のために文章を考えると言う行為が捗ります。文章を書き終わるのが名残惜しい、そのまま文字打ちの仕事をしていたい、手元に無駄な注意を払いたくない、ホームポジションから滑るように指を移動し文字を打ちたい、その一つの結論がここにあります。
求めているのがカチッとした深いストロークの打鍵感覚ではなくスムースでかつスコッと確実な打鍵感覚のThinkpadキーボード愛用者には文句無しでオススメ出来ます。
このエントリの目的は、IBMがLenovoになってしまって求めたいブランドに傷がついた、ノートブックパソコンに馴染んだ指の感覚をそのままPCに持ってゆきたい、出来るだけ指先の動きを最小限に留めたい、などの気持ちを持っている方にIBM Thinkpadキーボードの互換として広める事にあります。と、ココまで来てWebを検索してみるとやはりオススメされている製品だと言うことがわかりますが、オレはここで改めてThinkpadキーボードの互換である事を声を大にして言いたい。需要があるはずのThinkpadキーボードの代替品として文句のない出来であると言えます。
比較的壊れやすいThinkpadキーボードの互換品としてのFILCOロープロファイル、欲しい物リストに入れておく価値の有る一品です。
以上。
んじゃね